INTERVIEW

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海外業務研修を活かし、
10年先を見据えた仕組みをつくる

自動車材料部 (総合職)
2013年入社(新卒)

R.S

仕事内容を教えてください。

自動車材料部に所属し、営業を担当しております。自動車の部品に使用されるプラスチック原料を、日系の自動車メーカーに提案する内容です。プラスチック原料の中でも昨今注目を浴びているリサイクル材での提案が当方のミッションです。2023年に「欧州向けに自動車を輸出する際、部品の一部にリサイクル材を使用しなければ販売できない」という規制案がEUから発出され、プラスチック原料もリサイクル材を使用しなければならない状況となりました。そのリサイクル材の提案・開発・販売までの仕組構築を自動車メーカーへ提案し一緒に取り進めています。

グローバル研修をしたことでどのような変化や成長、メリットがあったか教えてください。

三菱商事プラスチックにはグローバル研修制度があり、1年間海外業務研修を受けることができます。若手社員を中心に毎年数名が選ばれています。私の場合、はじめの半年がメキシコでスペイン語学研修、残りの半年が現地法人での業務研修でした。語学研修ではグアダラハラという主要都市の大学に派遣され、大学と提携先のホームステイ先に滞在しました。到着初日の空港から日本語はおろか英語も通じないサバイバル生活でしたが、それが幸いして語学研鑽に集中できました。(終盤の方は、現地で出来た友人と頻度高く交流できる関係を作れました。)
業務研修ではケレタロという日系自動車メーカーが集まる工業都市にある現地法人で、自動車向け樹脂原料の輸入在庫取引等の業務に携わり、その過程でメキシコの複雑な税制・商慣習を学びました。現地での生活を通じ、日本とは全く異なるメキシコでの労働倫理・宗教観を学べた事は視座が高まったと感じております。

仕事のやりがい、醍醐味を教えてください。

これまで担当した業務は、数年から10年先の案件化を見据えた開発営業がほとんどでした。実際に案件の採用が決まった瞬間=やりがいとなれば綺麗でしたが、部署異動もあり案件の採用までは至りませんでした。ただ、採用が決まった事を後任から聞いた時や、当時一緒に携わった社内外の方から「あなたのおかげでここまで進める事が出来ました」と言われると報われた感じがします。また販売先・仕入先・物流業者・海外店のスタッフ等、量・幅共に様々なプレーヤーと関わる事が出来る点は、商社営業の醍醐味かもしれません。